朝ですかそうですか。
2006年4月2日こんにちはまたはおはようございます。
最近ムシの居所の悪いマルクルです。
朝起きたらとても変な天気でした。
風がゴーゴー吹いて向こうの空は変に暗くて。
窓の向こうを花びらが舞いました。
葉桜さえ見れません。
まぁ、愚痴はこの辺にして。
朝起きてふと思った。
絵本を書こう、と。
だけどここには白い本がないから物語風に書いてみる。
*クライ色のいもむしとキラキラの木の実*
大きくもなく小さくもない町に
小さくもなく大きすぎもしない森がありました。
その森の木のひとつにまだ春だというのに
今にも葉っぱが無くなりそうな木がありました。
その木には1匹のクライ色のいもむしが暮らしていました。
モグモグ むぐむぐ
むしゃむしゃ モシャモシャ
クライ色のいもむしはわき目もふらず木の葉を食べます。
むぐむぐ ゴックン
バリバリ ごっくん
クライ色のいもむしはこの木にひとりぽっち。
パクパク もぐもぐ
ばりばり バクバク
ちょっと前にはこの木にもたくさんの友達がいました。
バリバリ もぐもぐ
むしゃむしゃ ゴックン
だけどいつの間にかみんなクライ色のいもむしよりも早く
蝶になってどこかへ行ってしまいました。
「どうしてそんなに食べるんだい?」
誰かがクライ色のいもむしに話しかけました。
いもむしはキョロキョロ。
周りにはだぁれもいません。
モグモグ むしゃむしゃ
ぱくぱく モリモリ
クライ色のいもむしはまた食べ始めます。
「たくさん溜め込んでどうすんだい?」
また誰かが話しかけました。
「無理に詰め込んで苦しくない?」
声はいもむしの上にいました。
キラキラの木の実にいもむしは聞きます。
「どうしてそんなこと聞くの?」
キラキラの木の実は言いました。
「何だか悲しそうに食べているから」
ぱくぱく ムグムグ
バクバク むしゃむしゃ
なにも言わずにいもむしはまた食べ始めます。
モグモグ ばりばり
ガリンッ
ついにクライ色のいもむしが食べれらる
葉っぱが無くなってしまいました。
キラキラの木の実がいいました。
「大丈夫?」
クライ色のいもむしは胸がきゅうっとなりました。
悲しくないのにポロポロと涙がこぼれてきました。
「どうしたの?おなかが痛いの?」
キラキラの木の実は優しく聞きました。
ポロポロと涙をこぼしながらいもむしがいいます。
「わからない。でもおなかの中があったかいんだ。」
キラキラの木の実はいいます。
「良かったね。」
いもむしは何がいいのかわかりません。
「おなかがいっぱいになってきたんだよ」
いもむしは首を横にふりました。
「まだ少し足りないよ」
ガリガリ ごりん
ごりごり ガリン
クライ色のいもむしは葉っぱのない枝をかじり始めました。
だけどいもむしには食べられません。
「たべていいよ」
いもむしは驚きました。
「君は食べたくないよ」
いもむしはポロポロなきます。
泣いているいもむしを手招いてキラキラの木の実は言いました。
「大丈夫。いなくならなよ。」
いもむしは首を大きく振っていいます。
「嘘だよ、だってみんなみんないなくなったもの」
キラキラの木の実はいいます。
「ずっと見てたよ、君の事。たくさん頑張ってたの知ってるよ」
いもむしはまた首を振ります。
「ダメなんだ。みんなはいっぱい色々持っているのに僕にはなんにもないんだ。
ずっとずっとおなかがいっぱいにならないんだ」
いもむしはまた枝をかじり始めました。
「みんなはそうだったかもしれないけど、ぼくは違うよ」
いもむしはかじるのをやめました。
「ずっと一緒だよ」
いもむしはパクンとキラキラの木の実を食べました。
「ずっと一緒だね」
クライ色のいもむしは初めておなかがいっぱいになり
すごく温かい気持ちにました。
葉っぱのない木にはもうクライ色のいもむしはもういません。
かわりにキラキラの蝶と小さな木の芽がありました。
大きすぎもしない小さな森を暖かな春のが優しく吹きました。
おわり
どうでしょうか?最後とかまとまってます?
絵本にする物語じゃないかもですね。
できたら感想ください。
最近ムシの居所の悪いマルクルです。
朝起きたらとても変な天気でした。
風がゴーゴー吹いて向こうの空は変に暗くて。
窓の向こうを花びらが舞いました。
葉桜さえ見れません。
まぁ、愚痴はこの辺にして。
朝起きてふと思った。
絵本を書こう、と。
だけどここには白い本がないから物語風に書いてみる。
*クライ色のいもむしとキラキラの木の実*
大きくもなく小さくもない町に
小さくもなく大きすぎもしない森がありました。
その森の木のひとつにまだ春だというのに
今にも葉っぱが無くなりそうな木がありました。
その木には1匹のクライ色のいもむしが暮らしていました。
モグモグ むぐむぐ
むしゃむしゃ モシャモシャ
クライ色のいもむしはわき目もふらず木の葉を食べます。
むぐむぐ ゴックン
バリバリ ごっくん
クライ色のいもむしはこの木にひとりぽっち。
パクパク もぐもぐ
ばりばり バクバク
ちょっと前にはこの木にもたくさんの友達がいました。
バリバリ もぐもぐ
むしゃむしゃ ゴックン
だけどいつの間にかみんなクライ色のいもむしよりも早く
蝶になってどこかへ行ってしまいました。
「どうしてそんなに食べるんだい?」
誰かがクライ色のいもむしに話しかけました。
いもむしはキョロキョロ。
周りにはだぁれもいません。
モグモグ むしゃむしゃ
ぱくぱく モリモリ
クライ色のいもむしはまた食べ始めます。
「たくさん溜め込んでどうすんだい?」
また誰かが話しかけました。
「無理に詰め込んで苦しくない?」
声はいもむしの上にいました。
キラキラの木の実にいもむしは聞きます。
「どうしてそんなこと聞くの?」
キラキラの木の実は言いました。
「何だか悲しそうに食べているから」
ぱくぱく ムグムグ
バクバク むしゃむしゃ
なにも言わずにいもむしはまた食べ始めます。
モグモグ ばりばり
ガリンッ
ついにクライ色のいもむしが食べれらる
葉っぱが無くなってしまいました。
キラキラの木の実がいいました。
「大丈夫?」
クライ色のいもむしは胸がきゅうっとなりました。
悲しくないのにポロポロと涙がこぼれてきました。
「どうしたの?おなかが痛いの?」
キラキラの木の実は優しく聞きました。
ポロポロと涙をこぼしながらいもむしがいいます。
「わからない。でもおなかの中があったかいんだ。」
キラキラの木の実はいいます。
「良かったね。」
いもむしは何がいいのかわかりません。
「おなかがいっぱいになってきたんだよ」
いもむしは首を横にふりました。
「まだ少し足りないよ」
ガリガリ ごりん
ごりごり ガリン
クライ色のいもむしは葉っぱのない枝をかじり始めました。
だけどいもむしには食べられません。
「たべていいよ」
いもむしは驚きました。
「君は食べたくないよ」
いもむしはポロポロなきます。
泣いているいもむしを手招いてキラキラの木の実は言いました。
「大丈夫。いなくならなよ。」
いもむしは首を大きく振っていいます。
「嘘だよ、だってみんなみんないなくなったもの」
キラキラの木の実はいいます。
「ずっと見てたよ、君の事。たくさん頑張ってたの知ってるよ」
いもむしはまた首を振ります。
「ダメなんだ。みんなはいっぱい色々持っているのに僕にはなんにもないんだ。
ずっとずっとおなかがいっぱいにならないんだ」
いもむしはまた枝をかじり始めました。
「みんなはそうだったかもしれないけど、ぼくは違うよ」
いもむしはかじるのをやめました。
「ずっと一緒だよ」
いもむしはパクンとキラキラの木の実を食べました。
「ずっと一緒だね」
クライ色のいもむしは初めておなかがいっぱいになり
すごく温かい気持ちにました。
葉っぱのない木にはもうクライ色のいもむしはもういません。
かわりにキラキラの蝶と小さな木の芽がありました。
大きすぎもしない小さな森を暖かな春のが優しく吹きました。
おわり
どうでしょうか?最後とかまとまってます?
絵本にする物語じゃないかもですね。
できたら感想ください。
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